鉄道模型シミュレーターと碓氷峠について
日本には、鉄道模型が好きな人が多く、鉄道模型関連のソフトウェアも良く売れています。
中でも高い人気を誇っているのが、鉄道模型シミュレーターです。
略してVRMと言われることが多い鉄道模型シミュレーターが初めて世に出たのは、1998年のことです。鉄道模型シミュレーターは、鉄道模型のシミュレーションソフトウェアで、シリーズ化されています。
製品パッケージには、それぞれに特徴があります。
コンピューター上の広い仮想空間に、自分が思った通りの鉄道模型のレイアウトを描き出すことができ、建物などのストラクチャーやレールなどのパーツを並べたり、列車を走行させることができます。
1999年に発売された製品では、レイアウターにレイヤー機能を搭載したため、立体交差を作成することができるようになっています。
2001年に発売された製品では、3Dモデルのポリゴン数が増え、2005年に発売された製品では、ワイヤーフレーム表示機能やスクリプト機能が搭載されています。
2009年に発売された製品では、より高度な光と影の表現が可能になり、シャドウマップも追加されています。
鉄道模型シミュレーターには、国鉄最大の難所と言われている碓氷峠関連ストラクチャーを収録したパッケージもあります。
碓氷峠や東京駅の赤煉瓦駅舎は、現在でも鉄道ファンの人気が高いストラクチャーです。